2018年5月20日(日)15:00
今週の議題:8人制サッカーの難しさ
参加者:西宮光夏(男)、影のオーナー(不明)、一流のコーチ(男)、一流のサポーターママ(女)
光夏「では今週も会議を始めたいと思います。みなさんよろしくお願いします」
一同「お願いしまーす」
光夏「今日も先週に引き続き一流のオーナーの代わりに影のオーナーに来ていただいております、影のオーナーよろしくお願いします」
影のオーナー「よろしくお願いであーる」
一流のコーチ「すっかり開き直っているなあ」
一流のサポーターママ「今週はきれいな色のマスクですね」
一流のコーチ「先週は黒、今週は緑、なぜマスクが必要なんですか?一流のオーナーだってばれるからではないですか?」
影のオーナー「そ、そ、そ、そんなことは、ないざます」
一流のコーチ「あやしすぎでしょ、いらないですよ、その動揺は」
一流のサポーターママ「その緑はフレンドリーのユニフォームで使っている色ですね」
影のオーナー「おう、良く気付いたのう、ここを見てみ」
一流のコーチ「どこですか?」
影のオーナー「ここ、ここ、この目の上のふちの部分じゃ」
一流のコーチ「おおこれは・・・FRIENDLY」
影のオーナー「どうじゃ、いいだろう、白でFRIENDLYのロゴ入りじゃ、よければみんなの分も準備するであーる」
一流のコーチ「デザインはいいですけど、こんなあやしいマスク使えないですよ、舞踏会かSMかでしょ」
影のオーナー「一人、1万円でいいざますよ」
一流のコーチ「ええ?お金とるんですか、しかも1万円。この金権政治はやはり一流のオーナーではありませんか」
影のオーナー「コーチもこのマスク売ってきたらインセンティブ払うであーるよ」
一流のコーチ「・・・え、インセンティブですか・・・いくらくらいに・・・なんて言うわけないじゃないですか、お金をちらつかせた経営そろそろ改善しませんか」
影のオーナー「これは私の意向ではなく、役員会で決まったことじゃ、ちゃんと議事録にも書いてあーる」
一流のコーチ「どうせ、その議事録も偽造してあるんでしょう?」
影のオーナー「い、、や、、そ、そ、それはないであーる、よ」
一流のコーチ「だから、その動揺はいらないですから」
光夏「あのーそろそろいいでしょうか?本日の議題に入っても、今週は8人制サッカーの難しさ、ということですが」
一流のサポーターママ「そういえば、リハウス2試合目では後半2バックにして1点取られました、やはり最終ラインが2人になると3バックよりも不利なのでしょうか」
一流のコーチ「そうでもあり、そうでもない、というところでしょうか。確かに人数を多くした方が守りは強くなりますが、場面場面で数的有利の状況ができれば、2バックだから不利だとは言えないでしょう。11人制でも5バックもあれば3バックもあり必ず5バックが勝つわけではないですから。あの試合では前にでてくる相手選手はトップの子だけでした。2バックでも2対1で数的有利にはなれます。いったん時間をかせげれば止められたパターンではあります」
一流のサポーターママ「あの時はバックの子が交代で引っ込んで、代わりに入った子がトップかサイドハーフのポジションに行きました。たぶん2-3-2にしたかったのだと思います。ボールが動いていましたので、2-1-4の状態になっていました。いったんフリーキックを与えてもその状態は変わっていませんでした。また、前を向いて攻撃している時の交代でしたので、おそらくサイドハーフより前にいた子は、2バックになっているのを知らなかったのではないかと思います。2バックの本人もなんとなく、なんで2人なんだろう、みたいな感じにはなっていたと思いますが、そのぶん前にいた子も、なんか攻撃陣多くないか(笑)みたいな感じだったと思います」
一流のコーチ「あの時ははっきり人数を声に出して教えるべきだったと反省しています。子供たちもいつもの守備では1人多い状態で守る、という意識はあるのですが、交代直後の隙をつかれた感じでしたね」
光夏「バックの人数の話だと守りにスポットが当たりますが、攻撃への影響はどのような感じでしょうか?」
一流のコーチ「そもそも後ろが1人少なくなるということは前の方のどこかで1人多くなっていますので、相手が組み立ててくる際、早い段階でボールを奪取できるというメリットがあります。こちらも後ろで奪ったときはビルドアップしないといけませんので、そのためにも1人余分に帰ってきてほしい。そういった点で8人制サッカーは全員にハードワークを強いられる競技ですね」
光夏「攻撃も守りも全員でしないといけない、ということだと思いますが、どのように指導されていますか」
影のオーナー「ハードワークしている子には何かおごってやるであーる」
一流のオーナー「あーる?ま、いいか。全体練習の中で目的に合わせてルール付けした練習を心掛けています。頭だけでは再現性が難しいので、頭と体の両方を使う練習といえばいいでしょうか」
一流のサポーターママ「今後も2バックにすることはありますか?」
一流のコーチ「どういう時に2バックにするかということは相手次第ですが、あると思います」
光夏「たまに2トップを試していますが、狙いは得点力のアップでしょうか」
一流のコーチ「単純に得点力のアップというわけではありません。2トップの強みは、攻撃時にFWが4人になるという点です。使うとすれば相手チームが3バックで固めている時や、相手が引いている時に崩したいときです。3人でもサイドチェンジはできますが、3人だとサイドチェンジが目的になってしまうからです。ただ、一度3-2-2にしようとしたら子供たちが嫌がりましたので、あまり使っていません(笑)」
一流のサポーターママ「そこがまだフレンドリーらしくて良い点だと思います」
影のオーナー「そうじゃ、子供たちが楽しくサッカーできるのがフレンドリーのいいところじゃ、私たちも仲良くしよう、ほうれ」
一流のコーチ「なんですか?この紙袋は」
ゴソゴソ・・・(袋を開ける音)
一流のコーチ「これは今つけている緑のマスクではないですか?」
影のオーナー「100個ノルマじゃ」
一流のコーチ「これ全部売ったらいくらのインセンティブになるんですか?」
影のオーナー「計算機はあるかな?」
光夏「では、これからも楽しくサッカーをしましょう、ということで、みなさんも仲良くしてください。コーチも金の亡者にならないように!以上で今日の会議を終わります、お疲れさまでした」
一同「お疲れさまでした!フレンドリー、フレンドリーOhhhhZaUsu!」
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