2018年5月13日(日)15:00
今週の議題:続 東京都U12三井のリハウス大会でのフレンドリーの課題
参加者:西宮光夏(男)、影のオーナー(不明)、一流のコーチ(男)、一流のサポーターママ(女)
光夏「では今週も会議を始めたいと思います。今週の課題は先週に引き続き三井のリハウス大会におけるフレンドリーの課題です。よろしくお願いします」
一同「お願いしまーす」
光夏「今日は一流のオーナーの代わりに影のオーナーが参加されています。初めまして、よろしくお願いします」
影のオーナー「よろしくお願いします」
光夏「影のオーナーということはサン〇〇〇トのオーナーということでしょうか」
一流のコーチ「あ、それはブラックな話題ですので触れないでいただいてよろしいでしょうか、影のオーナーはサン〇〇〇トのオーナーとは違いますので」
光夏「それは失礼いたしました。先週の会議でお金の匂いが表にですぎたために、本来のオーナーは出席禁止になったとか」
一流のコーチ「そうですね、あまりにお金のことに触れすぎでしたね、会社からは少し控えるように注意をされて出席禁止になりました。でもかなり抵抗したという話です、どうしてもこの会議に出席したかったようです、ところで影のオーナーはどうして仮面舞踏会みたいな仮面をつけているのですか?」
影のオーナー「それは、影のオーナーだからです、表舞台に顔を出してはいけないのです」
光夏「そういえば、サン〇〇〇トのオーナーは結婚式にいったまま、今日も帰ってきていないという噂ですが本当でしょうか」
一流のコーチ「本当ですが、結婚式に出席したままサッカー会場に来ていましたね」
一流のサポーターママ「私も見かけました、あれは仕事帰りではなかったのですね」
一流のコーチ「昨日結婚式に出席されたまま帰らずに会場入りしたそうです。もう一度言うと、今日ではなく昨日の結婚式です。でも会場の反対方向から入ってきたのが気になります・・・」
光夏「さすが、フレンドリーは前キャプテンの深イイ話だけではなくて、そういうタイプの伝説もあるんですね、ところで、今日も2試合終えましたが、今日の試合の振り返りをお願いします」
一流のコーチ「今日は1試合目、2試合目とも1-0での勝利です。先週とは違いサイドから崩せてはいましたが、シュートがことごとくキーパー正面でしたね」
一流のサポーターママ「個人的にはキーパーにぶつけてしまうのは仕方がないかと思っています。そこにいくまで崩すのが大変でしょうから、よく崩してそこまでいった、という点を褒めてあげたいですね。シュートが正面にいくのは少し意識すれば変えられると思っています」
影のオーナー「そうであーる」
一流のコーチ「あーる?・・・まいいか。そうですね、本人が端を狙うという意識を持ち続けるだけでも、違ってくると思いますね。決められると思った瞬間は外すのが怖いのでとりあえず外さないように蹴ってしまう、そんな感じでしょう。ただ、思い切り打ってキーパーに止められるより、狙って外れた、の方が本人には学びになるとは思いますが。今日はガンガンシュートを打て、という指示をしていましたから、子供たちの責任ではない部分が大きいです」
光夏「では、今日の試合はチーム的には合格点ということでしょうか」
一流のコーチ「1試合目のシュート本数は今後の得点力に必ずつながってくると思っています。あそこまで全員で崩せたという経験が大事だと思っています」
光夏「ここまでの戦績ですが、1-0、1-1、2-0、1-0、1-0、1-0と来ています。2試合目のスカイ戦では2バックを試しにいって1点を取られました。取られはしましたが、普段から采配には定評のあるコーチの先を見た戦い方をされている気がします。なんとなくですが数年前YMCA相手にスタメンを一切変えずに戦い、1点差で負けた試合の采配を思い出しました。負け方ではありません、そのあとの言葉が今の試合を見ていて、いい意味でコーチの戦略を裏読みしてしまうのです。あの試合はこれまでの試合でベスト3に入る試合だと個人的には思っています。前の試合をPKで落とし意気消沈した状態で臨みましたが、最後まであきらめずに向かっていたみんなの姿が印象的でした。とてもみんな疲弊していました。思い出すだけでも感動がよみがえるようです」
一流のコーチ「まさに1点を争うゲームでした」
光夏「だいぶあとのことですが、あの試合の話になった時、コーチにあの試合は勝ちたかったのですか?と聞いたところ”あの試合はどうしても勝ちたかった”と出てきた言葉が忘れられません。その前の試合は色々と試していました。”勝ちたかった”と言った言葉に今回のリハウスの戦い方を紐解くヒントが隠されている気がしてなりません」
影のオーナー「おーよく気づいたのう、実は色々と考えておる」
一流のコーチ「気付いたのう?ござる?これは・・・まいいか。1-0でも4-0でも勝ち点は3です。逆に0-1でも0-5でも勝ち点はつきません。つまりたかが1点されど1点です。そこを突き詰めると、ちょっとしたパスやトラップの失敗で1点取られることがあります。たかがパスミスされどパスミスなのです。今1点で勝つ試合ばかりですが、1点取られれば振り出しに戻りますので、自ゴール付近のミスは致命傷になります。そういった意味でとても緊張した中で子供たちはサッカーをしています。この経験がメンタルを強くしたり技術力を高めていったりすると思っています」
一流のサポーターママ「見ている方は安心できませんが、子供にはとても役にたっているのですね」
光夏「確かに1点差でも勝ちは勝ちです。周りは点が取れないことに不安を感じますが、コーチ、今1点差で勝っているのは、実はコーチの想定通りではないですか?」
影のオーナー「そうです、おいおいおい浜崎君、良く気づきましたね。今の試合の仕方には大きな意味があーる」
一流のコーチ「優勝はしたいですね、ていうか、おいおいおい?何ですかそれ?それ釣りバカ日誌の係長のセリフでしょ!そんなセリフを言うなんて、影のオーナー、実はオーナー自身なのでは」
影のオーナー「違うざますよ」
一流のコーチ「あ、そのざますは?まいいか、これからまた同じチームと戦うこともありますし、また違ったパターンのチームも出てきます、子供たちはそういった場合でも勝ちにいかなければなりません、チームとして勝ちにいくためのことをしているのです」
一流のサポーターママ「あのYMCA戦は私も覚えています。あの試合をきっかけに子供たちの勝ちたいという意識がより強くなった記憶があります」
影のオーナー「ですよねー」
一流のコーチ「それは、ロバート秋山と綾瀬はるかのCM?まいいか。なんとか予選リーグを1位で突破できるように頑張ります」
トントン!! (ノックの音)
光夏「誰かきましたね」
客「こんにちは、出前をお持ちしました、一流のオーナーさんからお寿司です」
影のオーナー「さすが一流のオーナーであーるぞ、やはりフレンドリーは良いクラブじゃ」
一流のコーチ「やられたー今度は寿司かー、またお金に物を言わせている、ていうかそんなに肩を持って、影のオーナー実は一流のオーナーでしょ、その仮面とってください」
一流のサポーターママ「まあいいではないですか、ちょうどお腹すいていたところなので食べましょう」
光夏「では今後も一流のコーチの采配に期待しています、予選だけではなく1、2位パートでの1位に期待しています」
一流のコーチ「期待に応えられるよう頑張ります」
影のオーナー「ではここからはモグモグタイムじゃー」
一流のコーチ「ほらやっぱりそのくだらないギャグはオーナーじゃないですか」
影のオーナー「おいおい、やめろ、やめろと言っとる」
光夏「一流のコーチさん、とりあえず仮面をはがすのはやめといた方が良いのでは?では切りがいいところで今日の会議はこれで終わります、お疲れさまでした」
一同「お疲れさまでした、フレンドリ、フレンドリ、Wooooo!ZaUsu!」
*この会議はフィクションでありフレンドリーの運営とは全く関係ありません。お察しいただけると幸いです。
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